2025年4月25日、地図情報大手の「株式会社ゼンリン(証券コード:9474)」が、株主優待制度を廃止すると正式に発表しました。
本記事では、ゼンリンの株主優待廃止の背景や今後の株主還元方針、最後の優待時期について詳しく解説します。
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■ ゼンリン、株主優待制度を廃止
ゼンリンは、2015年より株主優待制度を導入し、自社商品などを通じて株主への感謝の気持ちを還元してきました。
保有期間 | 保有株式数 | 優待内容 |
3年以上 | 200株以上500株未満 | 「Map Design GALLERYオンラインストア」お買い物クーポン2,000円分 または、社会貢献団体へ2,000円の寄付 |
3年以上 | 500株以上 | 「Map Design GALLERYオンラインストア」お買い物クーポン3,000円分 または、社会貢献団体へ3,000円の寄付 |
しかし今回、2025年3月31日を基準日とする優待を最後に、株主優待制度を廃止すると発表しました。
▷ 廃止の理由は「より公平な株主還元」のため
企業として中長期的な視点から、すべての株主に公平な還元を目指す方針に転換した結果、優待制度の廃止という決断に至ったようです。
■ 最後の株主優待はいつ?
ゼンリンの株主優待は、2025年3月31日時点で株主名簿に記載された株主を対象に、最後の優待が実施されます。
つまり、2026年3月31日を基準日とする優待は実施されません。
■ 今後の株主還元方針は?
優待制度の廃止と同時に、ゼンリンは「中長期経営計画 ZENRIN GROWTH PLAN 2030」の一環として、新たな株主還元方針を打ち出しました。
▼ ポイントは以下の3つ:
DOE(株主資本配当率)5%以上を目指す
安定的・継続的な配当実施
自己株式の機動的な取得を実施
5年間累計で総還元性向100%を目指す
単に優待をなくすのではなく、配当や株式取得などを通じて、より多くの株主に公平なリターンを提供することが目的です。
■ 配当金の推移と今後の予想
ゼンリンのこれまでの配当推移を見ると、年々配当額は増加傾向にあります。
*年度 | 年間配当 |
---|---|
2022年3月期 | 26円 |
2023年3月期 | 27円 |
2024年3月期 | 28円50銭 |
2025年3月期(予定) | 35円 |
2026年3月期(予想) | 42円 |
2026年には、ついに年間42円の配当予想となっており、優待が廃止されても配当でしっかり株主に報いていく姿勢がうかがえます。
■ 現在の株価
■ まとめ|ゼンリンの株は今後どうなる?
ゼンリンの優待制度廃止は少し寂しいニュースですが、配当による還元強化と企業の成長戦略に期待したいところです。
📌 注目ポイント
最後の株主優待は【2025年3月31日】
今後は配当と自己株取得による公平な還元へ
2026年配当予想は【年間42円】と大幅増加
今後のゼンリンの成長と株主還元方針に期待ですね!