2026年2月18日、東証プライム上場の亀田製菓(2220)が
株式分割および株主優待制度の変更を発表しました。
投資単位の引き下げと優待拡充により、個人投資家にとって注目度の高いニュースです。

株式分割の概要(1株→3株)
● 分割比率:1株 → 3株
● 基準日:2026年3月31日
● 効力発生日:2026年4月1日
● 資本金の変更:なし
■ 発行株式数の変化
| 項目 | 株式数 |
|---|---|
| 分割前発行済株式総数 | 22,318,650株 |
| 分割により増加 | 44,637,300株 |
| 分割後発行済株式総数 | 66,955,950株 |
| 発行可能株式総数 | 177,753,000株 |
✔ 投資単位が3分の1になり、個人投資家が参入しやすくなります。
www.kamedaseika.co.jp
配当への影響は?
● 2026年3月期の期末配当は分割前株式が対象
● 分割による配当金の変更はなし
✅ 今期配当には影響しません。
株主優待制度の変更(2026年9月30日基準日から適用)
今回の株式分割に伴い、優待制度も見直されます。
【現行】株主優待制度
| 保有株式数 | 優待内容 |
|---|---|
| 100株以上1,000株未満 | 1,000円相当の自社製品 |
| 1,000株以上 | 3,000円相当の自社製品 |
【変更後】株主優待制度
自社商品から→亀田製菓通信販売サイト「通販いちば」で利用可能なクーポンへ変更
| 保有株式数 | 優待内容 |
|---|---|
| 100株以上300株未満 | 500円相当クーポン(通販いちば) |
| 300株以上500株未満 | 1,000円相当 |
| 500株以上1,000株未満 | 2,000円相当 |
| 1,000株以上3,000株未満 | 3,000円相当 |
| 3,000株以上 | 4,000円相当 |
※送料の取り扱いについては現時点で公表されておらず、今後の詳細発表を確認する必要があります。
【💡ここがポイント】
① 実質的な細分化で“優待拡充”
分割前の100株保有者は、
→ 分割後300株となり「1,000円相当」が維持されます。
さらに、「500株で2,000円」、「3,000株で4,000円」
と上位区分が新設されました。
長期保有者や買い増し投資家にとってはポジティブです。
② 優待は「通販クーポン」でいろいろ購入できる?
変更後の株主優待は、
亀田製菓株式会社 の公式通販サイト
「通販いちば」で利用できるクーポン形式になります。
従来の“自社製品詰め合わせ”とは異なり、
● 好きな商品を選べる
● 限定商品やセット商品も対象になる可能性
● 必要な分だけ注文できる
といった点で、商品選択の自由度は高まる可能性があります。
一方で注意点もあります。
公式サイトには
「通常5,400円(税込)以上の購入で送料無料(送料700円)」
との記載があります。
そのため、
✔ クーポン額が少額の場合
✔ 送料が自己負担となる場合
には、実質的な優待価値が目減りする可能性もあります。
特に500円・1,000円区分では、
送料の扱い次第で“お得度”が大きく変わるため、
今後の詳細発表(送料がクーポン充当可能かどうか)が重要ポイントになりそうです。
www.kameda-netshop.jp
実質どうなる?投資家目線で解説
● 分割前100株保有 → 分割後300株
→ 1,000円相当優待は維持
● 500株・3,000株区分が新設
→ 買い増しインセンティブが強化
● 100株保有でも500円優待あり
→ 少額投資でも優待対象に
✅ 優待狙い投資家にとっては実質拡充といえる内容です。
まとめ|亀田製菓は今後どうなる?
✔ 1株→3株の株式分割で投資単価が低下
✔ 株主優待は実質拡充(送料次第)
✔ 上位株主向け区分を新設
食品優待銘柄として人気の高い亀田製菓。
今回の発表は、個人投資家歓迎型IRといえるでしょう。
今後の株価動向にも注目です。